PCR検査について

PCR検査について

新型コロナウイルスPCR検査はどこで受けられますか?

当院でお受けいただけます。
原則、鼻スワブを用いた自己採取によるPCR検査を行なっております。
海外渡航前の方は、スタッフが鼻咽頭ぬぐいの検査を実施いたします。

当日の検査の流れはどういった流れですか?

自費:簡単に問診を行ったあとに鼻咽頭スワブPCR検査を実施。
保険:検査の種類のご希望を伺ったうえで、抗原検査・PCR検査を実施します。基本はまずはコロナとインフルエンザの同時抗原キットにて鼻スワブ抗原検査実施(結果が分かるまで約10分)。両方陰性だった場合ご希望があれば鼻スワブPCR検査も実施となります。(検査結果の時間につきましては上記『検査結果はいつ分かりますか?』をご覧ください。)

PCR検査は保険で受けられますか?

発熱、咳、鼻水など症状があった方などが比較的保険適用となりますが、最終的には医師の判断となります。診察にて患者様のお話をお伺いし、医師が「検査すべき」と判断した場合に保険で受けることができます。
まずは内科(高校生以上)or小児科(中学生以下)で予約し、ご来院ください。

PCR検査代はいくらですか?

保険適用でコロナの検査をした場合、検査代の3割負担と診療料や処方箋料などが発生します。3,000~8,000円ほどのお会計ですが別途採血やレントゲンなどの検査をした場合はその分自己負担額が増加します。
自費検査は9,900円です。

PCR検査の精度はどのくらいですか?

感度70%、特異度100%に近いとされています。
感度とは、陽性の方が、検査で陽性と判定される確率のことです。
特異度とは、陰性の方が、検査で陰性と判定される確率です。
全てが100%という検査はないため、その利点・欠点を理解して判断する必要があります。
感度70%は、陽性の方がPCR検査を受けた場合、「陰性」と出てしまう可能性もあります。
ただし、症状がある方の検査と無症状の方の検査では、検査前確率が変わってきますので、それも踏まえた解釈が必要です。検査前確率などの説明はこちらでは割愛します。
一方で、この検査は本当に陰性の方が、検査で間違って陽性と出てしまうことはほぼありません。

陽性が出た際はどのように対応すればよいでしょうか?

ご自身で陽性の結果を確認しましたら、発症後5日間が経過し、かつ解熱および症状軽快から24時間経過するまでは外出を控えることが推奨されます。
新型コロナウイルス感染症に関して不安がある方や、自宅療養中の体調に関する相談等は東京都福祉保健局の相談窓口へお問い合わせください。

コロナ療養後、陰性の確認でPCR検査を受けられますか?

現在では、療養期間が終了している方は再検査を必要とされていないため検査を保険適用で行うことができません。
また、一度コロナに感染した方でその後すぐに検査をした場合、1~2ヵ月間は陽性と出続けてしまう事もあります。
特に療養終了後は感染性はありませんが、体内に感染性のないウイルスの欠片が残っておりそれが反応することが考えられます。
(※感染後「陽性」が出続けても、日常生活に支障が出るような症状がなければ再び療養する必要はありません。)
これらを踏まえて検査をご希望される場合、検査は自由診療になり費用は9,900円かかりますのでご了承ください。

陰性もしくは陽性の結果証明書の発行はしていただけますか?

抗原検査をされた方につきましては当院にて手書きのものを無料で発行可能です。
証明書を希望される方はお声がけください。
PCR検査をされた方につきましては、受付時にお渡ししているリーフレットに検査結果の見方が記載されておりますのでそちらをお読みください。
紙での結果をご希望の方は検査会社発行の結果用紙(無料)もしくは診断書(3,500円)を発行可能ですので受付にお申し付けください。

出張で新型コロナウイルスPCR検査を頼みたいのですが、どのように行われますか?

20名様以上でお申し込みいただいた場合、御社にお伺いいたします。
※当院は院内検査、出張検査共に実績が豊富なため、最適な方法でサポートいたします。
スペースは広いほど良いですが、10名が距離を置いて座れる程度のスペースであれば問題ございません。
【検査例】
当日は、10名前後のグループに分かれて、唾液の採取を行います。
所要時間目安は、50名様で1時間程度になります。
鼻からの検査の場合は、せきやくしゃみなどによる飛沫が飛びますが、唾液を採取する検査では、飛沫はほとんど発生しませんので、部屋の汚染リスクは極めて低くおさえられます。

海外渡航

PCR検査から陰性証明書をもらえるまでの期間はどのくらいですか?

最短当日に陰性証明書の発行が可能です。
証明書の郵送は行っておりませんので、当院にお受け取りにいらしてください。
ごく稀に検体が「再検査」にまわるケースがあり、結果判明が1〜2時間ほど遅延する場合がございます。
検査実施日について明確に記載されていない国は、出国前3日以内でのPCR検査の実施を推奨致します。

Real time RT-PCRの記載が必要なのですが、書類に記載いただけますか?

当院ではすべてのPCR検査を、Real time RT-PCR(リアルタイム法によるPCR)で行っており、陰性証明書にも記載がございます。

海外渡航前のPCR検査はどのように行われますか?

当院では鼻スワブ(インフルエンザの検査のように鼻から細い綿棒を入れる)の検査が可能です。
ただし、海外渡航用のPCR陰性証明をご希望の方は、「鼻スワブ」の検査を推奨いたします。

鼻スワブを用いたPCR検査はどのようなものですか?


上の写真のような細い綿棒を使います。
方法はインフルエンザの検査と同じです。
鼻の奥に綿棒を挿入し、数秒で抜いて終了となります。
その後、綿棒の先端を医療スタッフが下の写真のように容器に入れ、検体を提出いたします。