のどの痛み

のどの痛み

のどの痛みについて

のどが痛い、違和感がある……のどの痛みはウイルスや細菌、外的要因(タバコの煙、花粉、ほこり、声の出しすぎ等)といった様々な刺激が要因となり、のどに炎症が起こっているサインです。
のどは外といちばん接しており、呼吸や飲食など粘膜に刺激を受けやすい部位です。
粘膜は刺激を受けると身体を守るために炎症反応を起こします。
この炎症によって痛みや違和感が生じるのです。

のどの痛みの主な症状・原因について

原因は様々で、風邪やインフルエンザ、扁桃炎など細菌やウイルスの感染、空気中に舞っている花粉やほこり、声の出し過ぎや過度な喫煙・飲酒が原因となるケースが一般的です。
外といちばん接することが多い器官なので、防御反応が備わっていまが、外的要因(タバコの煙、花粉、ほこり、声の出しすぎ、等)により、防御機能が低下すると、吸い込んだ空気中の異物を外に排出できず炎症が起こりやすく、ウイルスに感染しやすくなります。

のどの痛みの予防方法について

まずはのどへ負担をかけないことが大切です。
生活習慣がのどへの刺激となっていることもあるため日ごろから注意していきましょう。

生活習慣の見直し

鼻やのどが乾燥すると繊毛周辺の水分が不足し、繊毛の動きが鈍くなります。大きな声を出し続ける、カラオケでの長時間の歌唱はのどを痛める大きな原因となります。
さらに飲酒、喫煙などものどの痛みにつながりますので、意識的にのどをケアする生活習慣を身につけましょう。
また、日ごろからからだ全体の免疫力、抵抗力を身につけるために栄養バランスのよい食事、適度な運動、十分な睡眠など規則正しい生活を心掛けることが大切です。

口呼吸の改善

口呼吸は唾液が蒸発してしまい、口の中が乾燥します。
続けていくとのどが乾燥し、風邪をひきやすくなることも。
無意識に口が開いてしまう人やくちびるやのどが乾燥しやすい人は一度耳鼻咽喉科を受診してみることも選択肢のひとつです。

うがいの習慣化

うがいはのどをウイルスやほこりなどの異物から保護する効果があります。
風邪が起こりやすい季節だけではなく、帰宅後や人ごみへ出かけたあとはこまめにうがいを行いましょう。

加湿器を利用する

のどが乾燥するとのどの防御機能が弱まります。
外出時にはマスクの着用を心掛け、室内の湿度は適度に保ちましょう。
特に空気が乾燥する季節にはこまめな水分補給や加湿器の使用がおすすめです。

のどの痛みの治療方法

軽い痛みだからといって対処せずに放置すると炎症がひろがりつばを飲み込むのもつらくなるほど悪化することも。早めのセルフケアを心掛けましょう。

セルフケアの方法

のどの痛みの大敵は乾燥と刺激です。
のどが痛いときには次のような行動を心掛けましょう。

  • 飲酒/喫煙は控える
  • 香辛料、熱い食べ物、冷たすぎる食べ物のような刺激物を控える
  • 大声を出し続けるなど痛みが増す行為を避ける
  • マスクの着用、加湿器の使用でのどの乾燥を防ぐ。

痛みがひかない場合は市販薬を使用するのも効果的です。現在、幅広いアプローチで対処できる薬がありますので症状や状況に応じて使い分けましょう。市販薬を使用しても痛みがどんどん強くなってくる場合は受診をお勧めします。