作成日：2021年7月1日
漢方について
日本の医療は、明治時代から西洋医学が前提の医学になりました。
現代の医師はみな西洋医学を学んでおり、身体診察の他には採血などの検査を行い、原因が分かった場合は西洋医学的治療を優先します。
しかし、どれだけ検査を行っても原因がはっきりしない、症状がなかなかよくならずお困りの場合に、漢方（東洋医学）が有効な場合が少なくありません。
西洋医学と合わせたハイブリッド治療も
検査で明らかな数値の異常があるものは西洋医学で、それ以外は漢方で、という方法が望ましいと考えられます。
当院では西洋医学を十分に活用しながらも、漢方を専門的に扱うことのできる医師がおります。
例えば西洋医学のみ、漢方のみ、良い方向に行けば併用も、などさまざまな患者さんのご希望に沿って和洋ハイブリッドのオーダーメードの診療を行うことができます。
当院ではお子様からシルバー世代まで幅広く対応しておりますのでお気軽にご相談ください。
こんな時には漢方を
- 冷えのぼせやイライラ、月経に関する症状、雨の日頭痛など女性に多いお悩み
- 慢性的な疲労・倦怠感、不眠症、食欲不振などストレス社会で起こりがちなお悩み
- アトピー性皮膚炎や掌蹠膿疱症、皮膚掻痒症など、なかなか改善しない皮膚のお悩み
- 風邪をひきやすい、胃腸虚弱、下痢しやすい、体重が増えないなど、虚弱体質のお悩み
- 夜泣き・かんの虫、夜尿症、不登校など、お子様のお悩み
診断をつけた病名で薬を決めるのではなく、患者さんの体質や状態（＝証）をみて処方を決定しています。
同じ「下痢」でも証が異なると処方も変わります。
なかなか改善しない病状にお悩みの方、ぜひ漢方外来にご相談ください。
費用について
当院でお受けいただける漢方治療は、保険適応です。保険証を忘れずにお持ちください。
3割負担の方では、初診で1,400〜1,500円が目安です（診察と処方のみの場合）。検査が必要な場合は、追加費用となりますが、検査も保険適応となります。
ご予約方法
LINE診療予約からご予約ください。24時間対応しております。診療科から「内科」を選択し、診療内容のページで「漢方」をお選びください。
電話予約は受付しておりません（お電話は大変繋がりづらくなっております）。
