妊娠中に飲んでいい薬・飲んではいけない薬
妊娠中に飲める薬には、一般的に鉄分補給や貧血改善のためのサプリメント、母体の健康を維持するためのビタミン剤、風邪やインフルエンザの症状を和らげるための解熱剤・鎮痛剤などがあります。しかし、それでも妊娠中に服用していい薬は限られており、医師と相談してから服用することが必要です。また、自己判断で市販薬を服用することは避けるようにしましょう。何か不安な点があれば、医師に相談することをおすすめします。
妊娠中でも飲める薬の一覧(妊娠時に処方されることの多い薬剤のみ記載)
総合カゼ薬
- PL配合顆粒
- SPトローチ
鎮咳・去痰薬
- ムコソルバン
- ムコダイン
- メジコン錠
- アスベリン
気管支拡張薬
- テオフィリン
- シングレア
抗菌薬
- サワシリンカプセル(ペニシリン系)
- クラリス錠(マクロライド系)
- ジスロマック錠(マクロライド系)
- フロモックス錠(セフェム系)
漢方
- 葛根湯(漢方薬)
- 小青竜湯(漢方薬)
- 麦門冬湯(漢方薬)
解熱鎮痛薬
- カロナール錠(アセトアミノフェン)
抗ウイルス薬
- タミフルカプセル
- リレンザ ラピアクタ(点滴)
- イナビル
- ゾビラックス
- バルトレックス
抗アレルギー薬
- ポララミン
- クラリチン
- アレグラ
- デザレックス
消化管治療薬
- タケプロン
- ガスター
- プリンペラン
- ムコスタ
- ブスコパン
血圧
- アルドメット(メチルドパ)
- トランデート(ラベタロール)
- アプレゾリン(ヒドララジン)
- アダラート(ニフェジピン)
- アムロジピン(ノルバスク)
飲んではいけない薬(一部ワクチン)の一覧
抗菌薬・抗ウイルス剤
- リバビリン
- キニーネ
抗高脂血症薬
- プラバスタチン
- シンバスタチン
睡眠薬
- フルラゼパム
- トリアゾラム
抗潰瘍薬
- ミソプロストール
抗凝固薬
- ワーファリン
ホルモン剤
- ダナゾール
- 女性ホルモン
その他
- エルゴメトリン
- ビタミンA
- ワクチン類(麻疹ワクチン,おたふくかぜワクチン,風疹ワクチン)
- 抗ガン剤
- 麻薬
妊娠中に飲める薬・飲んではいけない薬のまとめ
この記事は、妊娠中に服用できる・またはできない薬についてまとめたものです。 妊娠中は、胎児の発育に影響を及ぼす可能性があるため、薬の使用には特に注意が必要です。妊娠中には必要最小限の薬の使用に留め、自己判断で市販薬を服用することは避け、必ず医師に相談するようにしましょう。
妊娠中に服用してはいけない薬には、胎児の発育に悪影響を及ぼす可能性があるものがあります。たとえば、妊娠初期に服用すると胎児の器官形成に影響を与える可能性のある薬物や、妊娠後期に服用すると陣痛を引き起こす可能性のある薬物などがあります。これらの薬物は、医師の指示がない限り絶対に服用しないようにしましょう。
最後に、妊娠中に服用しても安心な薬の一覧や、妊娠中に服用してはいけない薬の一覧については、常に最新情報に更新されるように注意することが必要です。医師に相談する際には、最新の情報を確認するようにしましょう。