睡眠時無呼吸症候群(SAS)

睡眠時無呼吸症候群(SAS)について

多くは「いびきがうるさい」、「寝ているときに呼吸がとまる」といった指摘を受けることで初めて気づかれます。
寝ているときに、舌がノドに落ち込むことで気道をふさいでしまうことで起こります。
CPAP(シーパップ)療法といって、寝ているときにマスクをつける治療が一般的です。
体重を減らす、飲酒を控える、寝るときの体勢で仰向けを避ける、といった対処がとても大切です。
扁桃腺が大きいことで気道がふさがってしまう方の場合は、耳鼻科で手術が必要なこともあります。

6つの質問であなたのSASリスクをチェック!

  • 大きないびきをかきますか?
  • 寝ているときに呼吸が止まっていると家族に指摘されますか?
  • 夜間に何度も目が覚めますか?
  • 日中(運転・会議中など)に眠くなりますか?
  • 朝の血圧が高いですか?
  • 寝たはずなのに、朝起きて疲れが残る感じや頭痛がしますか?

危険な病気が隠れているかもしれません!

日中の生活のパフォーマンスが落ちてしまうだけではなく、
生活習慣病(高血圧、糖尿病など)や心臓病(不整脈、心筋梗塞など)、脳卒中などの合併が知られています。
肥満の方に睡眠時無呼吸症候群(SAS)が多いイメージがありますが、肥満でない方にSASがみられることもあります。
医療機関でSASと診断されたら、他の病気が隠れていないかのチェックもしてもらいましょう。

自宅でできる!簡易検査から治療までの流れ

1. 「パルスオキシメータ」: 睡眠時無呼吸の初期診断

小さな時計のような機器を手首に巻き、一晩自宅で寝る、という検査です。

写真(後日挿入)

手順

医師の診察でSASが疑われたら、お帰りの際に受付で、自宅で行う検査日の予約をしてください。
後日、「パルスオキシメータ」が、検査会社からご自宅に届きます。
検査日は、装着したまま一晩寝ていただき(ご自身で簡単に装着できます)、翌日以降に機器を検査会社までご郵送ください。
数日後、解析結果がクリニックに届きますので、お手数ですが結果説明を聞きにクリニックまでお越しください。
睡眠中、1時間あたりの「無呼吸」と「低呼吸」の合計回数を AHI とよび、この数値によって 軽症 / 中等症 / 重症 の3段階に分かれます。

※ AHI(Apnea Hypopnea Index)= 無呼吸低呼吸指数

※ 低呼吸 = うまく息ができておらず、カラダの酸素が一定以上低下した状態、もしくは覚醒を伴う状態のこと

軽症 5 ≦ AHI <15
中等症15 ≦ AHI < 30
重症 30 ≦ AHI

(成人の睡眠時無呼吸症候群 診断と治療のためのガイドライン 2005)

※ 簡易検査「パルスオキシメータ」でSASが疑われた場合は、精密検査「睡眠脳波検査(PSG検査)」が必要になります。

※ 簡易検査「パルスオキシメータ」で AHI 40以上であった場合は、その結果のみで、CPAP(シーパップ)療法の適応となります。

2. CPAP(シーパップ)療法

中等度以上のSASの患者さまは、ご自宅で鼻や口にマスクを当てて寝るCPAP療法を行います。

3. 扁桃腺が大きいことが原因の場合は耳鼻科の手術が必要な場合があります。